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古馬3冠レース

 天皇賞の扱いに対して苦言を呈している今回のこの対談。確かに、優勝賞金を比べると、近年、このレースは軽視されているのかなといった気もしなくはありません。しかし、憂国の志士2人が言うように、本当に天皇賞は失墜してしまったんでしょうか。ここでは、それについて、少しばかり検証してみたいと思います。

 ところで、話は少し変わりますが、皆さんはサッカーJリーグの“天皇杯”をご存知でしょうか。それくらい知ってる、バカにするなって?では、天皇杯の英訳はどうでしょう?エンペラーズ・カップ?答えはなんとジャパン・カップ(笑)サッカーに詳しい人なら、もしかしたらスペイン国王杯(Spanish Cup)から類推できたかもしれませんが、やはり、知らないという人の方が多かったのでないでしょうか?

 実は軽視されていると思っていた天皇賞は、ジャパンC(天皇杯[賞])という名で、優勝賞金3億という、国内最高のレースに位置付けられていたんですね。ちなみに、天皇賞は年2回施行されますが、ぜひとも、その両天皇賞の優勝賞金の合計を算出してみてください。※メモ欄→[天皇賞(春)+天皇賞(秋)=¥_____]

 ジャパンCはあくまで天皇杯[賞]の海外での呼称であって、同一のものだというのは分かりましたが、それでは何故、わざわざ〝国内”にジャパンCを創設したのか?これでは、海外の競馬関係者も困るでしょう、Which Japan Cup?ってな具合に(笑)答えを先に言うと、それは、天皇が日本国王ではないからです。これなら筋が通る。どうゆうことか?

 副島隆彦さんの言うように、日本国王というのは、元来、世界皇帝から日本国王(属国の首長=エンペラー)であることを認められた人間の事を言うんですね。そして、それが日本では、ずっと武家政権の将軍たちだった。というのも、天皇はあくまで冊封体制に対するアンチテーゼとして擁立された存在に他ならなかったからです。かの有名な「日出る処の天子~」ですね。

 では、なぜ天皇賞は2回に分けて施行されるのか?それは恐らく、【両統迭立】ということを表している…と、まあ、話はまだまだ尽きませんが、ここから先は、以前、私はアメリカかイギリスで講座を担当するかもしれないということを話しましたが、そこでレクチュアできればなと考えています。実現するといいですね。それでは、優勝賞金のチェックをお忘れなく。



参考)これまでに、古馬No.1決定戦である両天皇賞とジャパンCを勝った馬は2頭存在する。1頭は1999年のスペシャルウィークであり、もう1頭は2000年のテイエムオペラオー。そのうち、文字通りの最強馬決定戦である日本ダービーを制したのは唯1頭、スペシャルウィークのみ。私も
この馬がJRAの至宝であるという説を支持したい。


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